日本から米国・カナダ・欧州へ送金する方法:手数料・条件・受取額を比較
編集注記|2026年7月31日
本記事は2026年7月31日時点で、各事業者、金融機関および関係機関が公表する情報を確認して作成しています。手数料、為替レート、送金上限、対応国・通貨、本人確認書類、所要時間は、送金額、送金先、入金方法、利用者の登録国や審査状況によって変わります。送金前に、各サービスの画面および公式情報で最新の条件と受取額をご確認ください。
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日本から米国、カナダ、欧州などへ送金する際は、画面に表示される「送金手数料」だけを比べても、実際の負担は分かりません。次の点を同じ条件で確認する必要があります。
適用される為替レート
入金方法にかかる費用
中継銀行・受取銀行で発生する可能性のある手数料
受取方法
送金上限と本人確認
最終的な受取額
米国、カナダ、欧州の銀行口座へ一般的な送金を行う場合、Wiseは、確定前に為替レート、手数料、受取予定額、着金予定を確認できるため、比較の出発点にしやすいサービスです。一方、窓口での相談、既存の銀行取引、取引関係書類の整備を重視する場合は銀行送金が適することがあります。受取人が現金を必要とする場合は、セブン銀行のWestern Union提携サービスが別の選択肢になります。
すべての金額・送金先に共通する「最安」の方法はありません。送金直前に、同じ条件で比較することが重要です。
日本からの海外送金で、費用と条件が分かりにくくなりやすい理由
銀行の外国送金では、仕向送金手数料だけでなく、為替レート、円為替・外貨取扱手数料、中継銀行や受取銀行の手数料などが関係する場合があります。
一例として、三菱UFJ銀行は、海外向け送金について、インターネットバンキングでは同行の在外支店・現地法人向け2,500円、他行向け3,000円、店頭の外国送金Webサポート+では7,000円と案内しています。通貨や利用口座によっては、0.05%、最低2,500円の取扱手数料が加わり、支払銀行・経由銀行の手数料が別途発生する場合もあります。これは一つの銀行の例であり、市場全体に共通する料金ではありません。
みずほ銀行は、外国送金を一部店舗で受け付け、店舗によっては事前予約が必要と案内しています。また、本人確認資料に加え、資金の原資、送金目的、受取人との関係などを確認する資料の提出を求める場合があります。
比較すべきなのは価格だけではなく、手続き、必要書類、相談対応を含む全体の使いやすさです。
Wiseの仕組みと、送金前に確認したい条件
ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、第一種および第二種資金移動業者として登録・認可を受けており、登録番号は関東財務局長第00040号です。
Wiseはミッドマーケットレートを使用し、確定前に手数料を表示すると説明しています。実際の手数料は、送金額、通貨、送金経路、入金方法によって変わるため、固定的な料金幅を記事に掲載するより、送金時の見積りを確認する方が正確です。
日本円から送金する場合、Wiseが現在案内している主な入金方法は次のとおりです。
利用者本人名義の銀行口座からの振込
対応するデビットカード
Wiseの日本円送金に関する案内では、クレジットカード、現金入金、第三者名義の口座からの入金は利用できないとされています。
送金上限
日本に登録住所がある利用者は、Wiseの「送金」から取引を作成し、銀行口座やカードなどWise残高以外の方法で入金する対象取引について、第一種資金移動業として1億5,000万円相当まで送金できる場合があります。
一方、Wise残高から直接送金する場合や、Wise残高へ入金する場合などには、100万円相当の上限が引き続き関係します。そのため、「新規利用者は1日100万円まで」と一括して説明するのは正確ではありません。詳細はWiseの日本在住者向け高額送金の案内で確認できます。
高額送金では、資金の原資や送金目的を示す追加資料を求められる場合があります。
本人確認と住所確認
Wiseの日本での本人確認に関する案内では、現在、次のものが必要とされています。
利用可能な日本の顔写真付き本人確認書類
マイナンバーカードを本人確認書類として使わない場合は、有効なマイナンバー確認書類
氏名、生年月日、日本の住所が一致する登録情報
利用可能な本人確認書類は、日本国籍者、永住者、中長期在留資格を持つ方で異なります。条件に応じて、マイナンバーカード、在留カード、日本の運転免許証、一定の条件を満たす日本のパスポートなどが案内されています。
したがって、マイナンバーカードは便利ですが、常に唯一の組み合わせというわけではありません。
Wiseで日本から海外送金する手順
Wiseのウェブサイトまたはアプリで「送金」を選び、送金通貨と受取通貨を指定します。
送金額を入力します。
為替レート、手数料、受取予定額、着金予定を確認します。
求められた場合は、本人確認と住所確認を完了します。
受取人の銀行口座情報を入力または選択します。
画面に表示された入金方法を選びます。日本円からの送金では、通常、銀行振込または対応するデビットカードであり、クレジットカードは利用できません。
入金後、Wise上で送金状況を確認します。
確定前に表示される見積りは、実際の送金額、送金先、入金方法を反映するため、日付のない記事に掲載された料金例よりも判断に役立ちます。
DECISION GUIDE
主な送金方法の比較
選ぶ際は、送金手数料だけでなく、受取方法、最終的な受取額、必要書類、着金予定まで、同じ条件で確認することが重要です。
海外の銀行口座への送金
Wise
向いているケース
Wiseが対応している海外の銀行口座へ送金したい場合。
受取方法
通常は、受取人の銀行口座へ入金されます。
送金前の確認事項
表示される手数料、為替レート、受取予定額、利用できる入金方法、送金上限、着金予定。
外国送金
日本の銀行(外国送金)
向いているケース
窓口での相談、銀行との既存の取引関係、書類対応を重視する場合。
受取方法
受取人の銀行口座へ外国送金します。
送金前の確認事項
仕向送金手数料、為替レート、取扱手数料、中継銀行・受取銀行の手数料、必要書類。
現地での現金受取
セブン銀行海外送金サービス(Western Union)
向いているケース
受取人が現地で現金を受け取る必要がある場合。
受取方法
約200カ国のWestern Union取扱拠点で現金受取。中国・フィリピン国内の銀行口座への送金にも対応しています。
送金前の確認事項
送金手数料、為替レートに含まれる利ざや、受取拠点、国別の送金上限、ATM手数料、サービス提供状況。
セブン銀行の海外送金が向いているケース
セブン銀行のWestern Union提携サービスは、受取人が利用できる銀行口座を持っていない場合や、現金を受け取る必要がある場合に便利です。
利用には、セブン銀行口座の開設と海外送金サービスの契約が必要です。送金はセブン銀行ATMまたはダイレクトバンキングから行います。セブン銀行は、このWestern Union提携サービスについて、海外送金アプリからは送金できないと案内しています。アプリでは為替レート確認などの機能を利用できます。
セブン銀行が現在公表している送金手数料は、送金額、送金先、受取方法に応じて400円から2,000円です。為替レートにはスプレッドが含まれ、時間帯によってはATM手数料も加わります。実際のレートと受取額は、送金前に公式シミュレーションで確認してください。
米国、カナダ、欧州の銀行口座への日常的な送金では、現金受取より銀行口座への直接入金の方が便利なことが多いでしょう。一方、緊急の現金受取や、受取人が銀行口座を持たない場合には、Wiseや銀行送金とは異なる問題を解決できます。
日本在住の外国籍の方が利用する場合
日本で登録したWiseプロフィールを利用するために、日本国籍は必須ではありません。永住者や中長期在留資格を持つ方は、Wiseが指定する日本の本人確認書類とマイナンバー確認書類の組み合わせにより、本人確認を行うことができます。
短期滞在者は、通常、日本の住所やマイナンバー確認書類を持たないため、日本居住者としての本人確認を完了できません。別の対応国ですでにWiseプロフィールを登録している場合は、日本居住者として新たに登録するのではなく、その登録国に適用される条件を確認してください。
よくある質問
マイナンバーカードは必要ですか
必ずしもカードそのものが必要とは限りません。日本での本人確認では有効なマイナンバー確認書類が必要ですが、Wiseが指定する別の日本の顔写真付き本人確認書類と、有効なマイナンバー確認書類を組み合わせられる場合があります。必要な組み合わせは、在留資格と本人確認方法によって異なります。
日本円で支払い、米ドル・カナダドル・ユーロで受け取れますか
選択した送金経路がWiseで対応している場合は可能です。受取通貨と受取人の銀行口座情報を入力し、支払い前に手数料、為替レート、受取額を確認してください。
クレジットカードで日本円を入金できますか
できません。Wiseの現在の日本円送金に関する案内では、銀行振込または対応するデビットカードが利用でき、クレジットカードは利用できないとされています。
送金上限はいくらですか
日本在住者がWiseの「送金」から取引を作成し、Wise残高以外の方法で入金する対象取引では、1億5,000万円相当まで送金できる場合があります。Wise残高からの直接送金や残高への入金などには、別の低い上限が適用されます。実際の取引画面に表示される上限を確認してください。
Wiseは日本で登録されていますか
はい。ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、第一種および第二種資金移動業者として登録・認可を受けており、登録番号は関東財務局長第00040号です。ただし、登録・監督によって、誤送金、詐欺、システム障害などすべてのリスクがなくなるわけではありません。受取人情報を確認し、必ず公式サイトまたは公式アプリを利用してください。
どの方法が最も安いですか
送金額、通貨、入金方法、受取方法によって異なります。表示された送金手数料だけでなく、同じ時点の見積りで、最終的な受取額を比較してください。
結論:手数料だけでなく、最終的な受取額と条件で比較する
対応する銀行口座への送金では、確定前に為替レート、手数料、受取予定額を確認できるため、Wiseを比較対象に含める価値があります。窓口での相談や取引関係書類を重視する場合は銀行、現金受取を優先する場合はセブン銀行のWestern Union提携サービスが適することがあります。
送金前に、同じ送金額と受取通貨で見積りを取り、次の点を確認してください。
口座から支払う総額
受取人の受取予定額
受取方法と着金予定
本人確認、送金目的、資金の原資について必要となる資料
参照情報と基準日
以下の公式情報を2026年7月31日に確認しました。